36歳でAMH0.26。その後AMH0.03「もう採卵できるのはあと1〜2年」と言われた方が出産されるまでのお話

「あと1〜2年しか採卵できません。」

そう医師から伝えられたのは、
約5年前、36歳、高FSH・AMH0.26の患者さんでした。

「できることは全部やろう。」

そう決意し、不妊治療と同時に当院での体質改善もスタートされました。

それでも、順調な道のりではありませんでした。

採卵を重ね、途中AMHが0.03まで下がりさらに追い込まれていましたが

9つの貯卵に成功。

その後、2回目の移植で妊娠。

「やっとここまで来た。」

そう思った矢先、
11週で流産という結果になってしまいました。

心も身体も大きなダメージを受け、
その後約2年間、
当院への通院も中断されました。

その間にも治療は続けられましたが、

・移植を繰り返しても着床しない

・着床の窓のずれ

・不育症

・腟内細菌の問題

など、
次々と壁が立ちはだかりました。

「もう一度、身体を整えたい。」

残された移植のチャンスはあと2回。

「これまで着床した周期は、
こちらで施術を受けていた時だった。」

そう思い出し、
5回目の移植を迎える約1周期前から、
再び当院へ通われることになりました。

私たちが大切にしたのは、数字ではありません。

もちろん、

・AMH

・FSH

といった検査結果も大切です。

でも、
それ以上に毎回確認していたのは、

  • 睡眠はどうか
  • 頭痛はないか
  • 肩こりや身体の緊張はどうか
  • ストレスは強くなっていないか
  • 自律神経は乱れていないか
  • 胃腸の調子はどうか

その日の身体の状態に合わせて施術内容を調整しながら、
安心して移植を迎えられる身体づくりを続けました。

そして迎えた5回目の移植。

結果は――

妊娠。

その後も安定鍼や逆子のケアなどを続け、
悩んでいた頭痛も薬に頼ることもほとんどなく、
無事にご出産されました。

患者さんからいただいた言葉

「41歳になってしまいましたが、
我が子をこの手で抱けることが奇跡のようで、
まだ信じられない気持ちです。」

この言葉をいただいた時、
私も本当に嬉しかったことを覚えています。

この症例をお伝えしたい理由

このブログは、

「41歳でも妊娠できます。」

ということを伝えたいわけではありません。

もちろん、
すべての方が同じ結果になるわけではありません。

でも、

年齢やAMHの数字だけで、
可能性を決めつけてほしくないのです。

この患者さんも、

流産を経験し、

2年間治療を中断し、

何度も思うような結果が出ませんでした。

それでも、

身体を整えながら、
一歩ずつ前に進み続けた先に、
妊娠・出産という結果がありました。

もし今、

「もう時間がない」

「AMHが低いから仕方ない」

そんな気持ちで過ごされている方がいましたら、

数字だけではなく、
“今の身体の状態”にも目を向けていただけたらと思います。

投稿者プロフィール

Satomi Suzuki
Satomi Suzuki

藤が丘ティーダ鍼灸整骨院 不妊子宝専科

ティーダ子宝レディース鍼灸院


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