【35歳・低AMH】採卵できた卵子は1個。その後、4個の胚盤胞を凍結できるまで

「AMHが低いと言われた」

「採卵しても、胚盤胞までなかなか育たない」

「次の採卵でも同じ結果になるのではないか」

このような不安を抱えている方は少なくありません。

今回ご紹介するのは、35歳でAMH1.94、タイミング法と人工授精を経て体外受精へステップアップされた患者様です。

初めての採卵では6個採卵できたものの、受精したのは2個。そのうち胚盤胞まで育ち、凍結できたのは1個でした。

凍結胚の移植を控えた時期に当院へご来院され、移植と、その後の再採卵の可能性も見据えた身体づくりを始めました。

その後の採卵では4個の胚盤胞を凍結することができ、移植を経て妊娠に至った症例です。

35歳、なかなか妊娠に至らずクリニックへ

結婚後、なかなか妊娠に至らなかったため、クリニックを受診されました。

検査では、AMHが1.94と年齢に比べて低めであること以外には、明らかな問題は見つかりませんでした。

その後、タイミング法を3回、人工授精を6回行いましたが妊娠に至らず、体外受精へステップアップしました。

初めての採卵は6個採卵、胚盤胞凍結は1個

初めての採卵では、6個の卵子を採卵することができました。

そのうち2個が受精し、1個が胚盤胞まで育って凍結となりました。

採卵できた卵子のすべてが受精するとは限らず、受精した卵がすべて胚盤胞まで育つわけでもありません。

患者様は、ようやく凍結できた1個の胚盤胞を移植する予定でしたが、同時に、

「今回の移植で妊娠に至らなかった場合は、再び採卵から始めることになるかもしれない」

という不安も抱えていらっしゃいました。

移植と、今後の再採卵を見据えて当院へ

当院へご来院されたのは、凍結胚の移植を控えたタイミングでした。

まずは移植に向けて身体を整えながら、結果によっては再採卵になる可能性も考え、今のうちから身体の状態を見直したいというご希望がありました。

そこで当院では、これまでの治療経過や採卵結果、月経周期、日頃の体調などを確認し、クリニックでの治療と並行して施術を始めました。

施術では、その日の体調だけでなく、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期といった周期も確認しながら進めていきました。

また、採卵結果だけを見るのではなく、睡眠、疲労、冷え、胃腸の状態、食生活など、妊活中に見直せる部分を一緒に整理しました。

その後の採卵で4個の胚盤胞を凍結

初回の採卵では凍結できた胚盤胞が1個だったため、複数の胚盤胞を凍結できたことは、患者様にとって大きな安心につながりました。

その後、凍結胚移植を行い、妊娠に至りました。

AMHが低いと、妊娠できないのでしょうか?

AMHは、卵巣に残っている卵子の数、いわゆる「卵巣予備能」を推測するための指標の一つです。

主に、卵巣刺激を行った際に採卵できる卵子数の予測や、治療方針を考えるために用いられます。

しかし、AMHは卵子の質や妊娠率そのものを示す数値ではありません。

AMHが低いから妊娠できない、良い胚盤胞ができないと決まるわけではありませんが、一度の採卵で得られる卵子数が少なくなる可能性があるため、年齢やこれまでの治療経過も含めて考えることが大切です。

採卵結果は毎回同じとは限りません

採卵結果には、年齢やAMHだけでなく、卵巣刺激の方法、その周期の卵胞の育ち方、採卵のタイミングなど、さまざまな要素が関係します。

そのため、一度の採卵結果だけで、その後の可能性がすべて決まるわけではありません。

今回も、鍼灸施術や生活面の見直しだけによって胚盤胞数が増えたと断定することはできません。

クリニックでの治療を続けながら、次の移植や採卵に向けて身体の状態を確認し、できることを一つずつ積み重ねた症例です。

低AMHや採卵結果に悩んでいる方へ

「AMHが低いから仕方がない」

「また採卵しても、同じ結果になるのではないか」

そう思いながら、次の治療へ進むことに不安を感じている方もいらっしゃると思います。

刺激法や治療方針については医師と相談する必要がありますが、次の採卵までに、食生活や睡眠、疲労、月経時の不調など、現在の身体の状態を整理することはできます。

ティーダ子宝レディース鍼灸院では、低AMHや採卵結果にお悩みの方に、これまでの血液検査や採卵結果、治療経過なども確認しながら、移植や採卵に向けた身体づくりをサポートしています。

低AMHや採卵、胚盤胞の育ちについてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

※ご紹介した内容は一症例の経過であり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。鍼灸は不妊治療や医療機関での診察・検査に代わるものではなく、当院ではクリニックでの治療と並行した身体づくりとして行っています。

 

 

よくあるご質問

Q:AMHが低くても妊娠できますか?

A:AMHが低いことだけで、妊娠できないと決まるわけではありません。AMHは主に卵巣に残っている卵子の数の目安であり、卵子の質や自然妊娠の可能性を直接示す数値ではありません。年齢や治療歴なども含めて、医師と治療方針を相談することが大切です。

Q:採卵数が少なくても妊娠できますか?

採卵数が少なくても、受精し、胚盤胞まで育った胚によって妊娠に至る可能性はあります。採卵数だけでなく、受精後の経過や胚の状態なども関係します。

Q:採卵結果は周期によって変わりますか?

採卵数や受精数、胚盤胞数は、卵巣刺激の方法やその周期の卵胞発育などによって変わることがあります。前回の結果を踏まえ、次の刺激法について担当医と相談することが重要です。

Q:採卵に向けた鍼灸はいつから始めればよいですか?

現在の治療状況や採卵予定によって異なります。当院では、これまでの採卵結果や月経周期を確認したうえで、通院のタイミングをご提案しています。

投稿者プロフィール

Satomi Suzuki
Satomi Suzuki

藤が丘ティーダ鍼灸整骨院 不妊子宝専科

ティーダ子宝レディース鍼灸院


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