採卵前にできること(ホルモン編)

こんにちは!

本気で妊娠をめざすあなたの伴走者、鈴木聡美です。

 

今回は採卵前にできること、ホルモン編をお伝えします。

 

体外受精を行っている方は不妊クリニックで生理3日以内に採決をし、ホルモン数値を測定するかと思います。

 

そこで出るホルモン数値は

・FSH(卵胞刺激ホルモン)

・E2(エストラジオール)

・P4(黄体ホルモン)

などがあげられます。

 

FSHとは・・・

卵胞の成熟を促すホルモン

つまり、元気な卵を育てるホルモンです。

FSHは生理3日目も採血で理想とされる数値は10以下

 

数値が高い方がよいのでは?と思われがちですが

数値が低い=十分に卵が育っているからホルモンは必要ない

という意味になります。

E2とは・・・

卵巣から出るホルモンで

卵が十分に育ったと指令が出ると

子宮内膜を厚くして妊娠に向けて受精卵を受け入れる準備をするはたらきがあります。

E2が上がっていると内膜がしっかりとつくられ、いつでも妊娠OKという状態になります。

また、E2には自律神経を安定させるはたらきもあり、気持ちも前向きになるといわれています。

 

クリニックに行くとつい数値が標準かどうか気になり、標準に入っていないと

落ち込んだりするかと思います。

 

しかし、数値にとらわれていると不妊治療はうまくいきません。

私も施術に入る前に患者さま皆さまにホルモン数値を確認しています。

 

その理由は

施術のアプローチ方法を考えるためです。

 

実際に当院に通院している患者さまで

生理3日目に測った数値でFSH39でしたが

その後順調に卵が育ち、胚盤胞を凍結できた方がいます。

(注射による刺激なし、自然周期での採卵で2つ採卵し、そのうち1つが胚盤胞)

 

私の考えとしては

採卵前に卵がしっかりと育つようにホルモンが卵巣に届くようにすれば

数値が高かろうがチャンスはあると思います。

 

皆さま、数値や確率にとらわれがちですが

このブログを読んだ日から

数値や確率を気にしないでいただきたいと思います。

 

採卵前にできること、気をつけることをしっかりと行えば

チャンスは広がります。

 

では採卵前にできることは

 

・首、肩の血流をよくする

・眼精疲労を解消する

・腸内環境を整える

 

上記の2つは

FSHに関係します。

FSHは脳の視床下部というところから

血液の流れに乗って卵巣にとどきます。

 

脳下垂体から出たFSHは首、肩を通っていきますので

緊張して血流が乏しくなっているとうまく届かないことがあります。

 

そして首肩が緊張する理由として眼精疲労は大いに関係しますので

目を温めて血行をよくしましょう。

(スマホの見過ぎにはご注意を!)

 

そして腸内環境ですが

腸とホルモンは関係があります。

 

仰向けでお腹を触ってみると

お腹に柔軟性がない方、硬い方は

 

・便秘気味

・代謝が悪く太りやすくなった

・生理痛がある

 

といった傾向があります。

 

そして上記の1つでも当てはまる方は

 

私の臨床上、空胞が変性卵ができやすい方に多くみられます。

 

おへその下にお灸をしたり

便秘解消のため食生活を改めると

 

お腹の硬さは取れていきます。

 

これから採卵を控えている方、

採卵がうまくいかず悩んでいるかたは

参考になさってみてください。

 

そして採卵前は女性だけでなく

男性側も同じことが言えるでしょう。

 

皆さまの妊活が前進しますよう心から祈っています!

 

次回は

 

採卵前にできること

 

栄養編

 

をお伝えします!

 

 

 

 

 

 

藤が丘ティーダ鍼灸整骨院 不妊子宝専科

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