身体を冷やしてはいけない?!【移植周期編②】
こんにちは。
不妊子宝センターの鈴木聡美です。
今回は移植周期編②をお伝えしていきます。
②は『子宮内膜を厚くする』です。
子宮内膜を厚くするためには何が必要かご存知でしょうか?
血流も大事になりますが
子宮内膜の材料に注目をして頂きたいと思います。
子宮内膜は赤ちゃんが着床するためのフカフカのベッドです。
赤ちゃんが着床するためのベッドは厚ければ厚いほど着床率が上がると言われています。
そのベッドを作るための材料は
タンパク質+鉄(非ヘム鉄)です。
鉄分は食材だけで補おうとしても吸収率が悪いため
サプリメントを使うことをお勧めします。
タンパク質は植物性よりも動物性の方がタンパク質が体内に吸収されますので
豆類よりも肉、魚、卵、乳製品で補って頂きたいと思います。
この子宮内膜の材料をフェリチンと言います。
フェリチンは数日で上げることは不可能です。
個人差はありますが移植周期に入る1〜3ヶ月前からフェリチンを意識した食事を行うのがベストです。
血流を良くすることも大事ですが
材料がないことには子宮内膜が厚くなりません。
そして引き続きお腹を温め過ぎないように、
ご自身が持つ「温める力」を活かすことが大切です。
血流を良くするには
・栄養を運ぶ血液の材料
・血液を押し流す力(分厚い壁を倒すための力、のイメージ)
・血液が巡る力(血液が全身を巡る持久力、のイメージ)
が必要です。
移植周期に入る前にぜひ、子宮内膜の材料に注目してみてください。
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