‟休む”ことの大切さ

ブログ更新がご無沙汰しておりました・・・

Instagramはそれなりに更新をしているのですが、ブログは完全放置状態でした(..)

今更ながら2021年後期~2022年度のご出産実績をアップ致しましたので宜しければご覧になってください。

『患者様の声』

↑こちらをご覧ください。

尚、患者様の声の投稿は掲載の許可を頂きました患者様のお写真・体験談を掲載しております。

同じように不妊で悩んでいる方の励みになれればということで、掲載されている患者様の体験談で同じような境遇の方がいらっしゃれば不妊治療の時期や鍼灸への取り組む期間など参考になればと思います。

 

掲載している方の殆どの方に共通しているのが

『お休み期間がある』ということ。

 

・仕事が忙しくクリニックへの通院が難しくしばらく不妊治療をお休みする

採卵が終わったら移植に向けて万全にしてから移植に臨みたい

・採卵でなかなか結果が出ず心身ともに疲れてしまいお休みする

・体外受精の保険適応が終了し体質を改善してステップダウンをする

 

不妊治療を行っていく中で気づけば1年以上治療を続けているといった方も多く見受けられます。

「年齢は待ってくれないから休んでいられない」

「AMHが低いから休んでいたら卵がなくなってしまうのではという不安で休めない」

「一周期でも無駄にしたくない」

 

といった理由で不妊治療を休まず続けている方を多く見受けます。

しかし、そのような患者様はお身体の状態を東洋医学的に診させていただくと

疲労困憊し、精神的にも身体的にも赤ちゃんを迎える身体の状態でない傾向です。

 

・脈が弱すぎる

・腹部の冷えが強い、腹部の緊張が強い

・睡眠の質が良くない  等

このような評価方法で診させて頂きます。

その他にも環境的要因も多く関係しており

・仕事が忙しく日々バタバタしている

・仕事等のストレスが酷い

・生活が不規則で不調が多い

このような方もたくさんいらっしゃいます。

 

まず、大切なのは

体調をご自身を取り巻く環境を整えることにあると考えます。

 

忙しい日々を送っていると整える時間もなく冷静に考えられないと思います。

 

赤ちゃんをお迎えするには

精神的にも身体的にもゆとりを作ってあげることで

チャンスが広まります。

 

また、不妊治療ではないのですが

先月行われたマラソンの五輪代表を選考するMGCが行われ

優勝候補の選手がレース開始早期に棄権という形を取りました。

元々怪我が治りきっていない状況だったようでいざレースを開始すると

痛みで走り切れる状況でないとの事で棄権という選択をしました。

その選択は五輪を諦めたからではなく

次の選考に賭けることにシフトチェンジするため

の選択だったそうです。

万全でない状況で無理をしてフルマラソン完走後に体力の回復と怪我の治療で

大きなダメージがかかるよりは早期離脱をして次を見据える

とても良い選択だったと思います。

海外の選手は殆どの方がこのような選択をするみたいですね。

 

ただ、日本人は我慢強く

諦めたら負け、休んではいけないという志向が強すぎるのかなと思います。

私も部活動をしていた時は

怪我で痛いけど練習を休んだり

試合を棄権すると負けみたいな志向があり無理をしていたことがあります。

無理をして練習や試合を続けると怪我の悪化で回復に時間がかかるというロスを起こしたことがあります・・・

 

不妊治療でも同じことが言えるのではないでしょうか。

治療を続けることで長期の服薬やストレスによる身体のダメージは計り知れないです。

ゆとりがない、いつも不調を抱えている

そんな時はいったん立ち止まって身体を優先することも大切ではないかと思います。

いわゆる『身体の声を聴く』ということ。

不安や焦り、保険適応の回数や期限の中で休むという選択はとても勇気がいることだと思います。

 

しかし、ご自身の『身体の声を聴く』ことでご自身をとりまく環境や思考が変わってくると思います。

走り続けることが正解ではなく

立ち止まり、次のチャンスのために"棄権"をすることも赤ちゃんを授かり十月十日育むために必要だと感じています。

 

当院でも不妊治療をお休み中に自然妊娠や人工授精で授かった方がいらっしゃいます。

休むという勇気のいる選択で妊娠のチャンスが広がったと考えます。

妊娠がゴールではなく出産がゴール

 

そのためにはまずご自身の身体の声を聴いてみませんか?

採卵後のお休み期間を経て妊娠

2023年3月に元気な男の子をご出産されました!

藤が丘ティーダ鍼灸整骨院 不妊子宝専科

ティーダ子宝レディース鍼灸院


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