諦めなくてよかった!45歳で不妊治療を再開、46歳で双子の赤ちゃんを妊娠しました。
こんにちは!
新型コロナウイルスの感染が再拡大し不安な日々が続いておりますが
皆さまお元気でいらっしゃいますか?
4月には体外受精と顕微受精の保険適応が始まるという希望の光が見えている中、準備されている方も多くいらっしゃるかと思います。
これから体外受精に向けて、また年齢的に不安がある方に当院に通院し妊娠されました患者さまのエピソードをご紹介したいと思います。
不妊で悩む多くの方の励みになればということで患者さまご本人様に掲載の承諾を得てご紹介しております。
当院の通院が始まったのは約3年前
体外受精7回チャレンジするものの着床せず不妊治療に疲れを感じていた時、当院を見つけてくれたお母様の後押しがあり通院が始まりました。
採卵や移植による薬の副作用により不調を抱えており、体調を整えつつステップダウンしていきたいということで通院が始まりました。
通院約3ヶ月後、自然妊娠することができましたが流産という悲しい結果に。
その後前向きにチャレンジし続けましたが体調不良が続き妊活から遠ざかりました。
コロナ渦もあり、諦めることも頭をよぎりましたが心のどこかで赤ちゃんが欲しいという気持ちが日に日に強くなり、
45歳を迎えた時、再びチャレンジすることを決意しクリニックの通院を再開しました。
再開後1回目の移植で化学流産になり、不育症検査をしたところ不育症の原因が見つかりました。
そして2回目の移植で着床。この時の移植は胚盤胞を二つ移植する方法にチャレンジ。
見事二つの胚盤胞が着床し二つの命を宿しました。
妊娠後、つわりもほとんどなく年齢的に心配でありましたが順調に赤ちゃんは育ち安定期を迎えることができました。
現在お腹がとても大きくなり動くのがとても大変だとのことです。
(2022年4月にご出産予定です)
今回の妊娠の間、たくさんの辛い経験をされそれでも立ち上がり乗り越えることができました。
年齢的に諦めることを考えたり、心が折れることがあるかと思いますが
赤ちゃんが欲しいという強い気持ちが背中を押してくれたのだと思います。
通院を再開される時頂いたお電話で
「やっぱり赤ちゃんが欲しい、諦めたくないんです」と仰っていたこと
今でも忘れられません。
一緒に頑張って来れたことを誇りに思います。
不妊治療を続けることは決して簡単なことではありません。
疲れたら休む、それでも良いんです。
休んでいる間に気持ちが楽になり、また新たな発見ができると思うんです。
患者さまの妊娠に至るまでの経緯をご紹介することで
少しでも励みになれれば良いと思っております。
皆さまが明るい未来に向かって前進しますように・・・!
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