ワクチン接種と不妊治療・鍼灸施術
気づけばブログの更新がフリーズしておりました・・・
新型コロナウイルス感染拡大から1年以上経過しており、当初はクリニックで妊娠の可能性がある治療ができない状況でしたが
感染対策のもと、治療が出来るようになりましたね。
そして不妊治療から妊娠、ご出産されました患者さまもたくさんいらっしゃいます!
コロナの中、初めてのご出産だった方も多くいらっしゃいますが無事に乗り越えることができたことを誇りに思います。
時間が経つにつれワクチンの開発が急ピッチで進行し、接種が出来るまでになりました。
自治体によって違いはありますが、先月から若い世代のワクチン接種が始まり感染予防の希望の兆しが見えてきましたね。
同時に感染者が全国で増えており接種を急ぎたい方が増えてくるかと思います。
不妊治療をしていらっしゃる方はここで大きな悩みが…
「ワクチン接種と不妊治療、どちらを優先すべきか」
厚生労働省のホームページには「ワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません」と記載があります。
(厚生労働省新型コロナワクチンQ&Aより抜粋https://www.cov19-vaccine.mhlw.go.jp/qa/0027.html)
そのため不妊治療中でもワクチン接種は可能
妊娠中も接種は可能
しかし、考えなくてはいけないことが
それは
副反応を想定した計画的な治療、特に体外受精で採卵前や移植前といった方は注意が必要ですね。
副反応が必ずしもないわけではありません。
副反応が出るという想定で治療をしていく必要があるではないかと思います。
ワクチンを体内に入れるとくことはある意味異物を入れること
異物が体内に馴染むにはあらゆる反応が出ることがあります
発熱・患部の痛みなど
いわゆる副反応というのは体内に馴染むための身体の反応です。
もちろん副反応がなかった方もいれば発熱・倦怠感などの反応が出た方もいます。
クリニック受診の際、発熱をした際は通院を見送ってくださいというところがほとんどです。
そのため採卵期間中・移植期間中にワクチン接種をして途中発熱し、通院が困難になった場合
治療内容によってはクリニックで打つ注射などの兼ね合いでその周期の治療が中止になってしまうケースがあります。
そうなるとホルモン補充をしていたのに全て水の泡・・・
もちろんクリニックの方針がそれぞれ違いますので100%中止ということではないところもあると思いますが・・・
こういった事態が想定される場合
念には念を精神で行動するのがベストだと考えます。
当院に通院中の患者さまのほとんどが
「ワクチン接種が終わったら治療を始める」とのことです。
ワクチン接種で不妊治療をお休みする期間、もったいないと考えるのではなく
お休みするきっかけができたためこの期間に体調を整えることに専念する
という思考にシフトチェンジしてみるのも良いかと思います。
不妊治療期間は通院や薬の服用など治療の事で頭がいっぱいになりがち。
体質改善は後回しになり、いざ採卵前や移植前直前に焦って焦って鍼灸に駆け込む・・・
体質改善や体調を整えるのは1回2回の施術では難しい状況でございます。
鍼灸は決してその場しのぎのものではありません。
妊娠・妊娠継続のためのコンディションを作っていくための施術となります。
アスリートも「金メダルを取りたい!」という目標に向かって約4年間努力し続けて準備をし
オリンピックでメダルを獲得していきます。
もちろん一筋縄ではいかないこともありますが・・・
ワクチン接種で治療をお休みするという思考はとても良いことだと個人的には思います。
患者さまの中には「お休みするきっかけができて、その間体調を整えることができて心も身体もリフレッシュできています」
と仰っている方が多いです。
一呼吸置くことも妊娠のために必要と考えています。
当院で通院し卒業された患者さまのほとんどが、一旦治療をお休みして体質改善に専念されております。
「年齢が年齢だから休んでいる時間はない」と言われることもありますが
コンディションが整っていないことには年齢は関係ありません!!
「ワクチン接種」が不妊治療によいきっかけを与えてくれるものと考えばこの先の不安も減少してくるのではないかと思います。
コロナウイルスは見えない敵
そのため自分自身で護衛することも必要です。
妊娠・出産に向けたコンディションを作ること
見えない敵から自分を守る身体をつくること
コロナ渦だからこそ、妊娠前から妊娠中もコロナに負けない身体をつくることが必要かと思います。
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