採卵は休むことも大切

こんにちは!

 

不妊鍼灸専門家の鈴木聡美です。

 

今回、7月に体外受精にチャレンジし

心拍確認に至った宮前区在住のRさんの事例をご紹介したいと思います。

(記載にあたりご本人様の許可を得ております)

 

Rさんは41歳で初めて赤ちゃんを授かることができました。

不妊治療を始めたのは2年前

当院にご来院されたのは8ヶ月前になります。

 

Rさんは最初の1年は人工授精にチャレンジしておりましたがなかなか結果が出ず

1年後、体外受精にステップアップされました。

 

採卵にあたり注射や薬を服用し

1回の採卵で多く卵を取るという方針で行なっておりました。

 

4つ取れましたが全て胚盤胞には至りませんでした。

 

2回目の採卵も同じ方針で

注射や薬を服用していました。

 

その結果、3つ取ることができましたが

胚盤胞には至らず。

 

3回目の採卵前に当院での通院が始まりました。

 

Rさんは当時フルタイム勤務のデスクワークで

長時間同じ姿勢が続いている生活を送っていました。

 

3回目の採卵をする前に行った採血で

FSHの数値が25になり

自然周期で採卵をする方針に変えました。

 

結果、変性卵が取れ今回も凍結に至らず。

 

 

過去の採卵で受精がうまくいかなかったということから

質の良い卵子が自身の体内で作られていないのではないかと考えました。

 

身体を改めて見直し

長時間座りっぱなしの姿勢により

子宮内の血流が乏しくなっていると考え

股関節周辺のストレッチを中心に

毎晩欠かさず行い

私が指導したお灸、食事指導も

毎日欠かさず行いました。

 

初回から高刺激での採卵が続いたため

卵巣を休ませて

子宮や卵巣周辺の血流を良くする方針で

2周期お休みし

次の採卵に備えていました。

 

この間

・良い卵を取れるようにすること

・採卵後、いつでも卵を戻せるように体調を上げること

 

この2つを目標に毎週欠かさず

施術を行いました。

 

Rさんはプラスアルファ

仕事帰りに最寄駅から2駅手前で降りて

歩くようにしていました。

 

そして2周期後に挑んだ採卵で

 

胚盤胞まで至ったグレードの良い受精卵が

3つ凍結することに成功!

 

続けて採卵することにより

卵巣に負担がかかるため

その結果、良い卵子が作られなかったのではないかと考えました。

 

年齢的にも焦る気持ちもありましたが

 

卵巣を休ませる間、やれることはたくさんあります。

 

スポーツ選手もよく言います。

 

「休むことも練習の一環」と。

 

痛いのを我慢して試合に挑んでも

良いパフォーマンスは生まれませんよね?

 

しっかりとケガや疲れを取ることにより

 

次につながる最高のパフォーマンスが

出せるのです。

 

そしてRさんは7月の初めに凍結卵を

ご自身の子宮内に迎え

 

初めての陽性反応、

そして心拍確認まで至りました!

 

Rさんは自分自身の身体を見直し

自分自身を知ることで

「これが必要」

「これは不要」

 

と分けることができたからこそ

目標をもって取り組めたのだと思います。

 

そして

「卵巣を休ませる」

「ワンクッション置く」

 

時に休むことも重要

 

不妊治療もタイムリミットがあるといって

焦るよりも

 

一度自分を見直し

時には休ませることも必要だと

改めて感じました。

 

そしてRさんは妊娠を機に

仕事を減らし

 

「赤ちゃんを守る仕事」

 

に重点を置くそうです。

 

Rさん、本当によく頑張りました!

安定期までしっかりサポートさせて頂きますね!

 

藤が丘ティーダ鍼灸整骨院 不妊子宝専科

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